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全国の情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的な探究的な学びを強化する学校に与えられるDXハイスクールに本校も採択されました。北鎌倉女子学園では2024年夏にMacBookProを生徒が扱える環境を構築し、情報IIをはじめとした高度なICT教育の推進に力を入れます。
第1に北鎌倉女子学園では生徒1人に1台のiPadを貸与しており、日常的に課題や小テストの配信、デジタルデータをまとめたノート作りなどiPadの利点を活用した学習を行なっています。
第2に本校のPCルームであるICTルームにはMacPCとWindowsPCのそれぞれを用意しております。主要な2つのOSに触れることで異なる分野で活躍ができるそれぞれの特徴を踏まえて機器を選び使用する方法を学び、機器に違いがあっても自分のパフォーマンスを落とすことなく活躍できる能力を身につけることができます
第3に館内にはWifiが完備されており、どの教室であってもインターネットに接続して調べ学習を行うことが可能であり、日常の些細な疑問であっても学習の種として捉えることができます。また教室にはプロジェクターとスクリーンが整備され、パワーポイントやKeynoteといったスライドやiMovie等で作成した動画を利用してプレゼンテーションを行う技術を磨く練習ができます。
中学先進コースの生徒を対象にした授業となります。
1年生は最初にキーボードタイプの練習から始め入力の速度と安定性を向上させ、情報端末を利用した学習により集中して取り組む準備を行います。またアプリケーションの使用練習も行い、何を作成するかによりアプリケーションを自分で選択できる力を磨きます。後期には柳澤学園長先 生により能動学習が行われ、自分で資料をブラッシュアップする方法を学びます。
2年生に進学するとプログラムやIoTの知識を取り扱う授業を展開します。生徒たちが当たり前に利用している技術の初歩に触れることで学習の元が身近に溢れている認識を得るとともに、さらに発展していく技術に柔軟に対応していく姿勢を養います。
3年生は先進的な学びの授業のまとめで統計学や環境問題に対する学習を行います。データをまとめてグラフを作成したり、自分の能力を正しく認識し活動を行うなど3年間の先進的な学びの時間の総まとめとして、知識を処理していくことだけでなく相手にきちんと発信する力も養っていきます。
高校では情報の授業を中心にICT教育を行います。中学生と同様にiPadを貸与されますが、高校生ではプレゼンテーションの方法やPython言語を用いたプログラミングといった学習を行い、データをまとめる手段や技術の習得にとどまらず相手にわかりやすく伝える方法も学習します。
特に情報2ではビッグデータを扱った統計学や、データの収集や処理の手段として実践的にプログラミングを活用すること学びます。
北鎌倉女子学園のICT教育はコンテストや大会の参加も後押ししています。
2023年度にはNEXTTurist主催の観光甲子園「空飛ぶ車部門」でグランプリ、また東京大学伊藤国際学術研究センターにて行われた「未来探究祭」Final STAGEで金賞を獲得いたしました。